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珈琲のいれ方に関する私のウンチク

私は珈琲が好きだ。
1日3杯は最低でも飲む。
コーヒー豆を買ってきて、ペーパーフィルターを用いて行うのが、私のいれ方だ。
コーヒーを好んで飲むようになったのは中学生からだが、自分で淹れるようになったのは高校生になってからだ。
それからかれこれ十数年、殆ど毎日、自分の手でコーヒーを淹れている。
コーヒーの入れ方に関するさまざまな文献を見たり、資料を調べた。
神戸にあるコーヒーに関する博物館にも足を運んだ。
もちろん、日々自分がコーヒーを入れる際に、いろいろと試行錯誤を行った。
私の理想のコーヒーの入れ方は、最低限の努力と費用で最高の味を出すことである。
高いお金と沢山の手間隙をかければかけるほどおいしいコーヒーを淹れることは出来るかもしれないが、そういう気分のときははっきり言って、喫茶店に行ったほうが早くて安上がりだ。
毎日自分でコーヒーを淹れるからには、金額的に無理がなく、自分が許容できる範囲内でのみ時間をかけることが求められる。
私の十数年間の研究の成果として、どんなに手抜きをしたい人でも2つだけ、絶対に守るべきコーヒーの淹れ方のルールというものを見つけた。
この2つさえ守っておけば、それなりにおいしいコーヒーが味わえるし、この2つを守らないと、味は大きく落ちる。
この2つのルールを守ることは大した手間ではないわりに、得られるベネフィットは非常に大きいと自負している。
さらに私は、これらの2つのルールを簡単にクリアするための秘策も編み出している。
その2つのルールとは、コーヒーを抽出するための温度のコントロールと、コーヒーを受けるカップの温度のコントロールである。


まずはコーヒーを抽出する温度について説明しよう。
コーヒーはぐらぐらに沸騰したお湯で抽出してはいけない。
あまりに高い温度で抽出すると、香りが吹っ飛んでしまうからだ。
かといって、温度が低すぎると味がしっかり出てこない。
香りと温度がバランスよく引き出せる温度で抽出することが大事だ。
ずばり、この温度は92~93℃だ。
もうひとつのルールは、コーヒーを受けるカップを温めておくことだ。
冷えたカップにコーヒーを入れると、コーヒー自体が急激に冷えてしまう。
先に述べたように、コーヒーの抽出の時点で多少温度を下げているので、ここでカップによってさらに温度が下がってしまうと、飲み頃の温度を下回ってしまう。
そのため、カップを事前に温めておく必要があるのだ。
この2つのルールを守るだけで、コーヒーは格段においしくなる。
ここまで読んで、こんな面倒くさいことはできないと思っている人も居るだろう。
とくに、温度管理なんてやってられないと思う人もいるだろう。
実は私もそうだ。
そこで私は、簡単に温度を管理する方法を見つけ出した。
まず、お湯をぐらぐらに沸騰させる。
この時点でお湯はほぼ100℃である。
次に、このお湯をコーヒーを入れるカップに入れて、カップを温める。
カップ自体はすぐ温まるので、特に待つ必要はない。
つぎに温めるために使ったお湯をポットに移し、そのお湯を使ってコーヒーを入れるのだ。
つまりこの方法においては、加熱しすぎたお湯の熱を冷ましつつコップを温めているのである。
このように操作すると、お湯の温度はコーヒーを抽出するのに適した温度まで下がる。

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